<前ページより>
何人の男が貴子さんの美しい体を欲望の捌け口としたのでしょう。
彼らは皆、この生暖かい粘液に肉茎を包まれ、艶めかしい膣壁の溶けるような魔性に魅せられながら、溢れ出る白濁の精を注いだのです。
私の腕の中で身悶える貴婦人さんの顔を見つめながら、彼女の中で直接の射精に対する願望と執着を必死に堪えました。
予めの約束で、互いの妻に対する生の射精を、今夜に限り禁じたのです。
避妊のための束縛が、逆に彼女に対する独占欲を煽りたてます。
夫である沢田さんが見ている前で、私の精液を貴子さんの中に注ぎたい…
彼女が私の精で妊娠したとしたら… それこそ私が彼女を独占したことの証…
許されないからこそ高まる禁じられた願望が、徐々に私を射精の極みへといざないます。
私は隣り合わせのベットで交わる二人を見つめました。
沢田さんは由香里の上に重なりながら、次第に下腹部の動きを早めます。
舌を由香里の口内に押し込み、堪えきれない快楽の高まりに喘ぎの声を漏らすのです。
他人が私の大切な妻を抱き締め、性の欲望が導くままに極まりへと昇る姿…
他の男の下腹部が突き出す動きを膣内で受け入れ、体を仰け反らしながら悶える妻の姿…
私の中で、言いようの無い優越感と妬みの情が入り混じり、倒錯した快楽が体の中を突き抜けます。
自分と他人の妻を交換することでのみ得られる背徳と背中合わせの至福に、一夜限りの夫と妻はより深い結びを求め合ったのです。
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