今から4年程前、私達に夫婦交換の世界を教えてくれた方の紹介で、19才の大学生と会いました。
まだあどけなさの残る少年のような容姿に、最初、妻は戸惑いました。
このような「普通ではない出会い」を通して、未成年と交わることへの罪悪感… それが大きな理由だったのかも知れません。
(今になっても、その本意は妻にしか判らないのです)
私と初めて会った時、彼はまだ女性経験が無く、年上の女性に対する強い憧れを持っていることを打ち明けました。
ホテルの部屋に入ってからは彼は緊張のせいか、下をうつむいたまま無口になってしまいました。その緊張した空気は妻にも伝わり、彼女も口数が少なくなってしまったのです。
由香里… ちゃんとリードしてあげて…
私は妻の耳元で行為を促した後、少し離れた場所から二人を見つめたのです。
衣服を取り去った二人は、ベットの上に横になりました。
妻は少年の耳元で何かを囁きながら、彼の強張りに避妊の膜を被せ、ゆっくりと仰向けになったのです。膝を立てながら脚を開いた妻の上に、少年が重なっていきます。
妻は少年の肉茎に手を添え、体を反らしながら体の中へと導いていったのです。
少年は堪え切れずに喘ぎの声を漏らしました。
与えられた快楽を貪るように、欲望のまま腰を動かしながら身悶えたのです。
少年の快楽の極みは、あっけないほどに早く訪れました。
泣きそうな声で「出ちゃう… 出ちゃう…」と声を漏らした後、妻の上で体を痙攣させるように小刻みに震わせました。
必死に射精を堪えようとしても、若い人妻の体は19才の彼にとってあまりにも妖艶で眩しい性の対象だったのでしょう。
「いいよ… 出していいのよ…」
囁くような妻の言葉と同時に、彼は初めて経験する性交の快楽に溺れながら、若く熱い精液の迸りを由香里に放ったのです。
妻は体を反らし、少年の背中に手を添えながら、彼にとって初めての女性への精を迎え入れました。
今も関係が続く妻と少年の二人が、初めて結ばれた時でした。
彼にとって、初めての女である妻は、生涯忘れえぬ存在となったのです。
そして私にとっても、脳裏に刻まれたその時の光景は、決して消え去ることなどない場面なのです。
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