真奈美さんの舌先は、茎だけでなく股間をゆっくりと這いながら、私の全てを愛してくれました。柔らかな唇で玉の袋に触れ、包み込むように慈しんでくれたのです。
美しく知的な真奈美さんがこんなことを…
マットの上で仰向けになった私は腰を浮かせ、両手で自分の膝裏を掴んで脚を開きながら、股を這う舌先の快楽に体を捩らせました。
あ… あうっ… あっ……
喉が収縮し息が詰まりながらも、声にならない喘ぎが押し出されるように口から溢れます。浴室の壁に響く自分の恥声を必死に堪えながら、下腹部をなぞる真奈美さんの舌に身悶えたのです。
私はそれまでも、女性からの口淫 フェラチオの愛戯を受けた経験が何度かはあります。
前の恋人が私の求めを受け入れ、セックスの前戯として施してくれた口淫は、束の間の快楽を与えてくれはしました。
しかし彼女自身は心の中で、行為そのものに対する嫌悪を抱いていたのでしょうか。その口淫は、セックスの前に茎に更なる張りを与えるためのものに過ぎませんでした。
彼女に対する遠慮と気遣いから、私もそれ以上を求めることは出来なかったのです。
今、真奈美さんが私に与えてくれている快楽は、それまでとは違います。
舌と茎が唾液に濡れながら互いに絡み合い、一つに蕩ける至極の悦びを与えてくれるのです。
男の欲を知り尽くした大人の女性の舌…
眩い快楽の園に男を誘い、吐精の極みへと導く喉奥…
それはまるで、柔らかな粘液に潤う淫らな口との性交でした。
火照る茎の中を先走りの汁が連なって流れます。その粘液が真奈美さんの唾液と混じり合い、艶かしい舌先をより淫らに変えていくのです。
初めて逢った時から魅かれていたんだ…
ずっと求めていた憧れの女性そのものだったんだ…
彼女に伝えたい想いを言葉にしようとしても、快楽に咽ぶ喉の縮動がそれを拒みます。
昨日まで、私に対して保険契約の内容を説明していた真奈美さんの声が、媚薬のような恍惚の奥から蘇ります。
あの美しく大人の知性を漂わせる声で私に語りかけた彼女の口が、今、私の肉茎を愛してくれている…
あの唇が亀頭を包み、先から垂れ落ちる透明な欲の雫を舐め取っている…
私は目を閉じ、手を真奈美さんの頭の後ろに添えました。繰り返される往復の動きが手のひらに伝わります。
汚したい…
美しい声で私に語りかけてくれた唇の奥を、白く濁った精液で汚したい…
私は揺れ動く快楽の波間に溺れながら、薄く開けた目で真奈美さんを見つめました。抑え切れない射精への欲望が、縋るような哀願となって彼女に許しを求めたのです。
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