私は堪え続けていた欲望の抑えを解き放ち、真奈美さんの首筋に唇を押し付けました。ブラウスの襟元をはだけ、晒した眩い肌に息の乱れた舌先を這わせます。
耳元を舐めずり、唇を押しあてながら、昂ぶる彼女への想いを舌の動きに込めたのです。
真奈美さんは口を閉じたまま私の胸に手をあて、覆い被さる体を離すように促しました。
自分に何か落ち度があって、彼女の機嫌を損ねてしまったのかも…
それとも、欲望の先走った身勝手な振る舞いを軽蔑されたのかも…
沸き立つ高鳴りから我に返る私の姿を、真奈美さんは笑みを含んだ目で見つめます。
「川島くん… 服を全部脱いで… その後にワイシャツだけを素肌の上に着て欲しいの」
彼女は意味ありげな悪戯の表情を浮かべてブラウスのボタンに手をかけました。胸元までの数個だけを外し、スカートのファスナーを途中までずらします。
体を起こしたまま彼女の姿に見とれる私に顔を向けながら、スカートの中に手を忍ばせてストッキングをゆっくりと降ろしました。露わになる美しい肌の色が、私の欲望を駆り立てるように灯に照らされます。
彼女は、わざと脱ぎかけの衣服を身に残したまま、白いシーツの上に横たわりました。枕を手元に引き寄せ、艶やかな髪に指を滑らせて乱れを整えます。
「どうしたの? 早く… 言われた通りにね」
私は慌ててワイシャツを脱ぎ、ベルトを外してズボンと下着を一気に下ろしました。全裸になった下腹部から突き出る欲の塊が、先を跳ね上げるように彼女の前で揺れ動きます。
年若い羞恥と同時に、目の前にいる真奈美さんの艶めかしい姿が、弓なりに反る茎の硬直を煽り立てました。
「裸になったらワイシャツだけを素肌の上に着てね… あと、ネクタイも忘れずに」
私は彼女の指示通りにワイシャツを着ると、襟にネクタイを通しました。焦る指先が縺れて絡み合います。
真奈美さんは目を細めながら私の一部始終を見つめていました。
彼女にとって、私は単に従順で忠実な年下の男に過ぎないのでしょうか。
それとも、意のままに動く玩具か操り人形なのでしょうか。
真奈美さんは膝を曲げたまま、私を焦らすように少しづつ脚を開きました。スカートの裾が腿から落ち、艶めかしい両脚の間だけを私の目から遮ります。
彼女の唇の微かな隙間から、緩やかに昂ぶる熱い息遣いの気配が漂いました。その姿は、知的で凛とした真奈美さんの内側に秘められた、もう一人の彼女自身なのかも知れません。
膝立ちのまま彼女と向き合う私は、激しく打ち続く脈で茎を揺らし、先端から雫のような先走りを漏らします。
真奈美さんは優しげな表情のまま両手を差し伸ばし、私を抱き寄せました。
着衣の裾から晒した互いの両脚が、縺れるようにシーツの上で重なり合います。
滴を潤ませた亀頭が脱ぎかけたスカートの中を這い、愛おしい秘部の入り口へと近づきます。
「川島くん… 待って」
真奈美さんは硬直した茎に手を添えると、反り返る亀頭に指先で触れました。粘液の潤いを確かめるように撫で、先の割れた抉れを慈しみます。
糸を引く指で脈打つ強張りをゆっくりと秘部にあてがい、柔らかで艶めかしい谷間をなぞりました。膣口を包む周りの襞が亀頭に絡み、真綿のような彼女の温もりが私へと伝わります。
は… 早く挿れたい…
真奈美さんの中で気持ちよくなりたい…
秘部の湿りが茎の先を弄び、官能の奥へと広がる眩い快楽を煽り立てます。
私は、込み上げる切ない想いを心の中で繰り返しながら、まだ真奈美さんとは結ばれていない下腹部を無意識の中で揺り動かしていたのです。
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