生の亀頭で真奈美さんの膣口を押し開きながら、ゆっくりとその奥深くを貫きました。生暖かくて柔らかな膣壁が絡むように茎を包み、眩い光沢に彩られた快楽が私の中を突き抜けたのです。
生の交わりがこれ程までに艶かしいなんて… 私は堪えきれずに口から喘ぎの声を漏らしました。下腹部を動かすことすら忘れたまま、真奈美さんと一つに結ばれる恍惚の至福に浸っていたのです。
どれ程、この瞬間を願っていたことか…
幾度、妄想の中でこの場面を想い描いたことだろう…
仰向けのまま私を見上げる真奈美さんと目線が重なり合います。
彼女は小さく頷くと、口元を微かに開いてゆっくりと甘い息を漏らしました。
私は込み上げる生唾を喉を突き上げるようにして呑み込むと、少しづつ下腹部を動かしたのです。
膣壁のきめ細かな淫肉が亀頭と触れ合い、脳内を中から抉る快楽が止めどなく溢れます。ベットに突き立てた両腕が小刻みに震え、崩れそうな上体をかろうじて支えながら淫靡な官能の秘奥を貪ったのです。
「ああっ… ま…真奈美さん…」
私は震える声で、譫言のように彼女の名前を繰り返しました。反り返る肉茎で欲望のままに貫きながら、彼女への情愛を言葉にしたかったのです。
「川島くん… 素敵よ… 誰よりも素敵よ…」
妖しい光に包まれた私の中を、真奈美さんの喘ぎが何度も駆け巡ります。彼女の膣壁から生暖かな雫が滴り続け、互いの性器を粘液で濡らしました。
これが真奈美さんの中なんだ…
知的で凛とした筈の真奈美さんは、こんなにも艶かしいんだ…
狂おしい肉茎の中を、先走りの液が連なるように流れます。
先端の割れ目から溢れ出る私の粘液が彼女の膣内に滴ることに、得体の知れぬ悦びが込み上げたのです。
真奈美さんの中で射精したい…
憧れの彼女の中に、自分が交わった証しを残したい…
ちゃんと外に出せる?…… 先程の真奈美さんとの約束が私の耳元で蘇ります。
私は身悶えながら、膣内での射精に対する誘惑を必死に断ち切ろうとしました。力任せに下腹部の動きを止めようとしても、悦楽に浸る性の欲望がそれを拒みます。
「川島くん… だめよ… 中に出しちゃだめだからね…」
真奈美さんは喘ぎの声に重ねながら、射精への誘惑に駆られる私を押し止めます。
「出しちゃだめ… だめよ…」
真奈美さんは恍惚の中に浮かぶような目線で私を見つめました。微かに開いた瞳は至福に潤み、葛藤に苛まれる年下の私を慈しんでいるかのようです。
それは私にとって残酷な言葉でした。真奈美さんの囁き自体が、吐精へと誘う甘い響きとなって耳元を擽るのです。
彼女の夫が幾度も精を放ったであろう愛おしい膣内を、今だけは自分の証しで独り占めしたい…
憧れるだけの存在だった真奈美さんに白濁の痕跡を残したい…
無慈悲な快楽が魔性の誘いとなって私の中を巡ります。
私は爪を立ててシーツを握り締めながら、吐精に至る寸前の境界で耐え続けたのです。
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