<前ページより>
妻と重なり合う沢田さんは、由香里の両脚を抱きかかえながら下腹部を押し付け、口を開いたまま息を荒げます。
お互いがより深い挿入と結びを求め合い、喘ぎと悶えの中で相手の欲望を受け入れているのです。
やがて、沢田さんを包み込む悦楽の極まりは、彼の体の震えとなって訪れました。
明らかに男が精を放つ時の兆しです。
彼は喉の奥から私の妻の名を繰り返すと、その体を由香里から離したのです。
妻の秘部から、筋の浮き出た肉茎が引き抜かれました。男は愛液にまみれた強張りを握りしめ、その先を妻に向けたのです。
嗚咽のような極まりの身悶えを口から漏らした瞬間、何本もの白い飛沫が仰向けになった由香里の体の上に降り注がれました。
彼女の下腹部から首筋にかけて、白濁の精の連なりが重なるように上書きされていきます。
幾度も私の舌が這った妻の肌が、他人よって奪われ汚されていくのです。
夫である私の目の前で、由香里は降り注ぐ他人の精を浴びながら喘ぎの声を漏らし、痙攣する淫らな体を晒しました。
妻を奪われる狂おしい想いとは裏腹に、貴子さんの膣奥に包まれた私の茎は張り裂ける程に硬直し、反り返ったのです。
私の愛する妻が、他の男の精液で陵辱される光景…
つい先程までは他人同士だった二人が結ばれ、貫くような性の悦びに共に果てる姿…
私と貴子さんは隣りのベットで重なり合いながら、由香里と沢田さんの至極の瞬間を見届けたのです。
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