<前ページより>
貴子さん…
私は妻の姿に貴子さんを重ね合わせました。
今まで、何人もの男が彼女の体で欲望を満たし、吐き出す精とともに悦楽の果てを迎えた… もうすぐ、私もその一人になれるのです。
そして、それは妻と沢田さんにとっても同じことなのです。
今、私の勃起を包む妻の口淫は、間もなく沢田さんが味わう妖艶な悦楽そのものですから。
「由香里… 俺を沢田さんて呼んで…」
一瞬、妻の顔に戸惑いと迷いの表情が浮かびましたが、私が求め欲しがっていることを理解してくれました。
きっとそれは今、妻が欲しいものでもあるはずです。
「沢田さん…」
由香里は他人の夫の名前を口にし、私の肉茎に彼を想いながら、その舌を亀頭の周りに這わせました。彼女の口内を満たす滑らかな唾液が、次第に私の体から正気を奪っていきます。
指先の爪が睾丸の袋をなぞり、例えようのない快楽が光の滴となって降り注ぐようでした。
これと同じ至福を、間もなく沢田さんも味わうんだ…
私の妻の虜になるのなら、彼女の口内を精液で汚しても構わない…
私達は体を入れ替え、お互いの性器を唇と舌で愛し合いました。
妻の膣口を舌でこじ開け、中を潤す暖かな愛液を掬い取るように舐めたのです。
もうすぐこの秘部を、他の男の勃起が貫く…
中の湿りを亀頭の先端で何回もなぞるんだ…
私は衝動を堪えきれず、仰向けになった妻の上から体を重ね合わせたのです。
亀頭を秘部の割れ目にあてがい、粘膜に包まれた膣口を探ります。妻の艶めかしい体温を先端で感じながら、貴子さんとの交わりの瞬間を想い描きました。
沢田さんが幾度も愛した膣壁を、子宮に届くほど奥深くまで私の肉茎で貫きたい…
体を弄る夫以外の勃起で身悶える貴子さんの姿が見たい…
高ぶる想いと願望に心を震わせながら、私は由香里の中へと下腹部を沈めたのです。
「ああっ…あっ」
妻の悦びが寝室に漏れます。
亀頭が押し開く膣口の感触が、眩しい程の恍惚となって背中から脳を突き抜けます。
貴子さん…
他人の妻を想いながら、私は強張りの根元まで由香里の体を貫きました。
生温かい粘膜で覆われた膣の中で、茎は欲望の捌け口を求めるように反り返り、先端の抉れで愛液の滴る膣壁を何度もなぞります。
快楽は亀頭から下腹部、そして体全体へと広がり、欲望の本性を剥き出しにしながら妻と貴子さんを交互に犯したのです。
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