私達と少年(当時は既に19才でしたが、10才以上も年上の私から見れば少年です)は、それからも3人で会い続けました。
彼の見ている前で妻を抱き、私達の姿を見ながら自慰にふける少年の姿に、背徳を犯す淫靡な悦楽を味わったのです。
私が果てた後、少年は放心した妻の手を取り、自身の強張りを握らせます。
妻の体しか知らない肉茎には、何本もの筋が浮き上がり、亀頭の先端は先走りの液で濡れ光っています。
少年は妻の口元に勃起を突き立て、彼女の愛撫を哀願するのです。
そんな彼の姿は、10代の終わりに人妻に恋した私自身に重なる気がするのです。
当時、大学生になったばかりの私は、近所に住む30代の人妻の虜になりました。
道や駅で彼女とすれ違うだけでさえ私の鼓動はときめき、その瞬間だけでも時間が止まってくれることを本気で願ったのです。
私には彼女に対し、アプローチする勇気はありませんでした。
気付かれないよう、ただ姿を見つめるだけだったのです。
やがて私は彼女を自慰の対象とすることで、叶わぬ願いへの苦痛から逃れようとしました。
性交の経験の無い私を優しく包んでくれる人妻…
私の未熟な性戯をなじることなく受け入れてくれ、束の間の交わりで果てる私を抱きしめてくれる人妻…
人妻に対する恋心だけが募り、行き場の無かったあの頃の想いを、少年の姿をとおして、今、私自身が叶えているのかもしれません。
私の目の前で少年が妻に寄り添い、彼女の口内で性の悦びに浸る姿は10年以上前の私自身なのかも。
肉茎を妻の舌に包まれたまま精を放ち、体を打ち震わせながら果てる少年の姿…
止めどなく吐き出され、妻の口元に纏わるように絡む純白の粘液…
そして彼の姿は、私が10数年前に、ある人妻に対して想いを遂げたあの時の自分自身にも思えたのです。
(22才だった私が、心から愛した人妻との出来事を、このブログの
「人妻への恋」)の章に書いています。よろしければ是非、お読み下さい)
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